10時に予約していたのに1時間以上待たされる。
病院って予約時間に行っても待たされることあるけど、診察カード出して、一時間以上音沙汰ないとちょっと不安にならない?忘れられてるのかなぁとか・・・。
そもそも人(お客さん)を待たせるのが平気な業種って病院くらいなんじゃ・・・。

1時間経ったあたりで看護士さんに「まだですか?どうなってます?」って聞いたけど、「先生がお忙しいようで・・・」と。
「ほぉ。その先生が10時に来いとのたまったので10時に来てるんですけどね!」と思ったけど言えないよね~。

更に30分ほど待つと先生に呼ばれた。

「昨日のMRIの結果、右胸のしこりは単なる水溜りです。気にしないでいいよ。だけど、右胸に別のしこりが見つかったから・・・・」と先生。

水溜りっていうのは乳腺のう胞というもので、癌ではないし、癌化もしにくいものらしい。
検査結果が乳腺のう胞と出たら、一番心配しないでいいものなんだって!

しこりの可能性としては、乳腺のう胞、線維腺種、乳腺症、乳がんの4種類ある。

右胸のしこりが”のう胞”だってことはMRIで分かったんだけど、他のしこりはのう胞じゃないってことも分かったので、予定通り生検。
ちなみにしこりの大きさは、左12ミリ、右の2つは8ミリづつくらいの小さなもので、触っても分からない。
よく「乳がんは自己検診して早期発見」とか言うけど、この大きさじゃ触ってもわかんないんだって。

左のしこりの方が大きいので、左のしこりの生検をする。

今回した生検は、針生検
針を腫瘍に刺してその針についた組織を検査するというもの。

麻酔をして、40センチくらいある大きな注射器で針を通すための管を腫瘍に刺す。
その注射器の針部分(管)を腫瘍に刺しておいて、組織を取る針はその注射器の管部分を通して刺す。
イメージ沸くかな・・・?まぁ、やらないとわかんないよね。

けっこう太い針(管)を最初に刺すんだけど、思いっきり力を入れて”グググググー”って押されるの。
これが、精神的に痛いんだ。麻酔してるけど若干の痛みはあるのね、それは平気。
だけど、自分の体の中に5センチ以上ある長い針(管)を刺される感覚って凄く残酷な感じがして怖いよ。
一瞬で刺すんじゃなくて、先生が体重かけてぐーって押し込んでくるんだよ。
ヒィィィィ・・・・

土台になるような針(管)を刺しておいて、あとはその中を通して針を3回腫瘍に刺す。
だから結局穴は1箇所しか空かないんだけど、刺されるのは4回って事ね。
組織を取るために刺す針は、毎回、「バチン」「バチン」ってけっこうビビルような大きな音がする。
ピアスあける機械を10倍大きくしたような感じのもので3回刺されるような感覚。

「いきますよー。痛いですよー!我慢してねー!!」って先生が言って、「麻酔してるから痛くないのか」って言い直す。
次刺す時も「痛いですよー。」って言うの。
多分、やるほうも痛いくてグロイことしてる感覚があるから思わず口に出ちゃうんだと思う。

無事、3回とも綺麗に腫瘍に刺さって無駄打ちされることもなかったのでよかったけど、正直今まで病院でされたことで一番痛かった。
毎回針が刺さるブスッっていう衝撃があるしね。
ま、そうは言っても、痛さレベルは親不知を抜くのと同じくらいかな。考えたら生きてる人の歯を抜くってのもグロイ話しだ。

そんなこんなで生検は無事終了したけど、精神的にすごくきつくて、グロッキー。
しかも麻酔が切れるとけっこう痛い。
病院を出たらすぐに処方されたロキソニンを飲む。
結果は5日後分かるらしい。

「生検した後は、手のひらくらいの大きさの青あざが出来て2,3週間消えないと思いますよ」って言われてたけど、青あざは出来なかった。
直径2,3ミリの丸い穴の跡だけ、1ヶ月経っても残ってる。(今日は9月17日)

[九州がんセンター] 3回目
[請求額] 7,470円
[やったこと] 診察、針生検、痛み止め処方
[点数] 再診70点、検査971点、投薬68点、病理診断1380点

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